愚者の旅とは|大アルカナ22枚を旅の順に。私も流れはこの物語で覚えました

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大アルカナの22枚を覚えようとすると、1枚ずつの意味がばらばらに見えて、なかなか頭に入らないことがあります。

そんなときに役に立つのが「愚者の旅」です。

0番の愚者を主人公にして、21番の世界までを一つの旅の物語として読む方法で、私も大アルカナの流れはこれで覚えました。

愚者の旅とは

愚者の旅は、何も持たずに旅立った愚者が、魔術師や女教皇、皇帝などに出会い、いろいろな経験をしながら成長して、最後に世界のカードで旅を終えるという読み方です。

カードの番号の順に、人の一生や成長の流れが描かれていると考えます。

ただし、決まった1つの物語があるわけではありません。

本や解説によって、話の細かいところは少しずつ違います。

私はタロットの入門書でこの考え方を知りました。

本の話をそのまま覚えたというより、全部が全部その通りではないところも含めて、自分なりに読み替えて覚えています。

22枚を旅の順に並べると

下の表は、私が1枚ずつのカードから受ける印象をもとに、旅の場面として並べたものです。

読みやすいように、3つに区切っています。

旅立ちから、外の世界で学ぶまで(0〜7)

番号カード旅の場面
0愚者まだ何も決まっていない。だからこそ何にでもなれる状態で旅に出る
1魔術師必要な道具がすべてそろう。あとはやり方しだいで、前に進む勇気がいる
2女教皇静かに、冷静に、自分の心の声を聞く
3女帝豊かさと、人への優しさや感受性を知る
4皇帝リーダーシップを持って、自信を持って行動する
5教皇ルールや枠組み、道徳、教養を身につける
6恋人人と心がつながり、気持ちが一致する
7戦車目標に向かって、どんどん前へ進む

自分の内側と向き合う(8〜14)

番号カード旅の場面
8力自分の中の大きな力を、きちんとコントロールする
9隠者一人になって、慎重によく考える
10運命の輪流れに乗り、チャンスがめぐってくる
11正義天秤のように、公平に正しく判断する
12吊るされた男視点を変え、耐えて待つ
13死神何かが終わり、新しく仕切り直す
14節制いろいろなもののバランスを取り、調和させる

大きな変化を越えて、完成へ(15〜21)

番号カード旅の場面
15悪魔欲望に支配されそうになる
16塔予想しない出来事で、価値観が大きく変わる
17星希望を持ち、目標に向かっていく
18月見通しが立たず、不安や疑いの中を進む
19太陽目標が叶い、達成を味わう
20審判生まれ変わるように、人生の次の段階へ進む
21世界旅が完成し、次の世界へ向かう

ライダー・ウェイト版では8番が力、11番が正義です。

古いマルセイユ版などでは、この2枚の番号が入れ替わっています。

ここが難しいので、初心者の方はライダー・ウェイト版がおすすめです。

1枚ずつの正位置・逆位置の意味は、大アルカナ22枚の意味一覧にまとめています。

私が好きな場面は、節制と審判

22枚の流れの中で、私がいちばん好きなのは節制です。

バランスを取ることは、人生でいちばん大事な部分だと私は思っていて、節制はそれを表しているカードだと感じています。

もう1枚、審判も好きです。

絵の見た目も好きですし、人生が次の段階に進むという意味も好きです。

占うときに「旅のどのあたりか」は考える?

実際に占うとき、出たカードが旅のどのあたりかを考えることは、私はほとんどありません。

愚者の旅は、私にとっては22枚の流れを頭に入れるための物語です。

覚えたあとは、占いの場面で物語を意識することはあまりありません。

初心者は物語で覚えるといい?

私自身は、物語で覚えるのは覚えやすいと感じています。

ほかの覚え方も含めた私のやり方は、タロットの意味の覚え方に書きました。

大アルカナの22枚から練習を始めたい人は、大アルカナだけで占っていい?も読んでみてください。

自分で読むのが難しいときは

カードの意味は分かっても、自分のことになると冷静に読めない。

そんなときは、タロットが得意なプロに読んでもらうのもひとつの方法です。

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まとめ

  • 愚者の旅は、0番の愚者が21番の世界まで旅をする物語として、大アルカナを読む方法
  • 決まった1つの話はなく、本によって少しずつ違う。私は入門書で知り、自分なりに読み替えた
  • 私が好きな場面は、バランスを取る節制と、次の段階へ進む審判
  • 占うときに旅の位置を考えることはほとんどない。物語は流れを覚えるためのもの
  • 初心者が覚えるなら、物語は覚えやすい方法だと私は感じている