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ルノルマンで十字架が出ると、思わず手が止まる人も多いと思います。
私にとっても、出たときに一番身構えるカードです。
十字架から受ける感じは、苦しみ、重み、大変なこと。
ただ、「悪いことが起きる」と決めつける前に、読む順番があります。
何を占ったか、隣に何があるか、似たカードとどう違うか。
この3つを順に見ていくと、重さの中身が分かってきます。

ルノルマンの十字架の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番号 | 36(最後のカード) |
| カード名 | 十字架(The Cross) |
| トランプ | クラブの6 |
| キーワード | 重荷、試練、苦しみ、責任、宿命、信仰 |
| 逆位置 | ルノルマンでは基本的に使わない |
十字架は、36枚の最後に置かれたカードです。
一般には、背負わなければならない重荷や、避けられない試練を表すと言われています。
一方で、信仰や祈りのように、苦しいときの心の支えを表すと読む人もいます。
私の印象は、最初に書いたとおり「苦しみ」「重み」「大変なこと」です。
何を占っても、そこに重さが加わるカードだと感じています。
なお、十字架が出たからといって、不幸なできごとが起きると決まるわけではありません。
一般的な読み方でも、十字架は「何かが起きる」より「何かを抱えている」状態を表すカードとされています。
ですから、出来事を当てるより、自分が何を背負っているかを確かめるために使うのがおすすめです。
手順1:何を占ったかで、重さの場所を決める
十字架が出たら、まず「何についての重さなのか」を占ったテーマから決めます。
| 占ったこと | 十字架の読み方 |
|---|---|
| 恋愛 | すんなりとは進まない関係。苦しさをともなう恋 |
| 仕事 | 責任の重い役目、負担の大きい仕事 |
| お金 | 重く感じる出費や支払い |
| 家族・人間関係 | 自分が背負いこんでいる役割 |
| 自分の気持ち | 疲れている、ひとりで抱えすぎている |
恋愛の占いで十字架が出たら、私は「ちょっと難しいよ」と正直に伝えます。
簡単にはいかない道だ、という意味です。
ただ、難しいことと、無理なことは同じではありません。
どこが重いのかを知ったうえで進むのか、ひと休みするのかを考える材料にしてください。
恋愛でのルノルマンの並べ方は、ルノルマンで恋愛を占うに書いています。
手順2:隣のカードで、何が重いのかを見る
ルノルマンは、隣り合うカードとつなげて読みます。
十字架は、隣のカードに「重さ」を足すと考えると読みやすくなります。
一般によく言われる組み合わせをまとめました。
| 隣のカード | 一般的な読み方 |
|---|---|
| ハート(24) | つらい恋、気持ちの苦しさ |
| 指輪(25) | 重く感じる約束、責任をともなう関係 |
| 家(4) | 家庭の悩み、家族のことでの負担 |
| 手紙(27) | 気が重くなる知らせ、重い内容の書類 |
| 熊(15) | お金の負担、上の立場の人からの重圧 |
| 月(32) | 気持ちの落ちこみ、評価が重荷になる |
| 蛇(7) | こじれた問題、ややこしいトラブル |
| 太陽(31) | 苦しさがやわらぐ、試練のあとに明るさが戻る |
隣に太陽のような明るいカードがあれば、重さはずっと軽く読めます。
反対に、暗いカードが続くなら、その重さはしばらく続くと読みます。
1枚だけで判断せず、前後のカードとセットで見てください。
5枚の並べ方と読む順番は、ルノルマンの5枚引きに書いています。
手順3:棺・山・雲と区別する
十字架と同じように「出ると身構える」カードは、ほかにもあります。
よく混同されるのが、棺・山・雲です。
一般的な意味で比べると、違いは次のとおりです。
| カード | 何を表すか | 時間の感じ |
|---|---|---|
| 十字架(36) | 背負う重荷、試練 | 抱えている間は続く |
| 棺(8) | 終わり、区切り | ひとつのことが終わる |
| 山(21) | 障害、行く手をふさぐもの | 越えるまで止まる |
| 雲(6) | 迷い、先が見えない | 晴れれば消える |
棺は「終わる」、山は「止まる」、雲は「見えない」。
それに対して十字架は、終わりも止まりもせず、重さを抱えたまま進むカードです。
ここを区別すると、読み違いが少なくなります。
ほかのカードの隣に棺や雲が来たときの読み方は、ルノルマンの「熊」にも書いています。
星が出たときとの違い
私がうれしいと感じるのは、星のカードです。
目標や、自分が達成したいことを表してくれるからです。
十字架はその反対で、何をしても重くなる感じがあります。
同じ「先のこと」を占っても、星なら向かう先が見え、十字架なら背負うものが見える。
そのくらい、受ける印象が違うカードです。
ひとりで抱えるのがつらいとき
十字架が何度も出て、気持ちまで重くなってしまうこともあると思います。
そんなときは、人に見てもらうのも十分ありです。
占い師に相談するなら、次の3つを伝えてください。
- 今の状況
- 自分はどうしたいか
- 今、どうなっているか
ここまで話せると、カードの重さを「何についての重さか」まで一緒に読んでもらえます。
初めて電話で相談するなら、電話占いの初回無料で何を聞く?を先に読んでおくと安心です。
自分で読むのが難しいときは
カードの意味は分かっても、自分のことになると冷静に読めない。
そんなときは、ルノルマンが得意なプロに読んでもらうのもひとつの方法です。
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十字架が出た日にやること
十字架が出たら、ノートに「今、私が背負っているもの」をひとつ書いてみてください。
それが恋愛なのか、仕事なのか、家族なのか。
重さの場所が分かれば、下ろせるものと、抱えて進むものが分けられます。
ルノルマンをこれから始める方は、ルノルマンカードとは?からどうぞ。