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タロットで「障害」の位置に、太陽や星のような良いカードが出ると、どう読めばいいのか迷います。
障害なのに、明るいカード。
意味がちぐはぐに見えて、手が止まってしまう人も多いと思います。
私の読み方では、良いカードが障害に出たときは、そのカードの良さが「行き過ぎている」か「見かけだけになっている」ことが問題だと考えます。
この記事では、障害の位置の考え方から、良いカード・怖いカードが出たときの読み方、22枚の早見表までを順に書いていきます。
「障害」の位置は、どんなときに入れる?
障害の位置は、ケルト十字なら2枚目、1枚目に横向きに重ねるカードです。
並べ方の全体はケルト十字の読み方にまとめています。
私自身も、障害を見る位置を入れることは結構多いです。
特に、恋愛や結婚などで、うまくいっていないときの相談でよく使います。
ケルト十字のような決まった並べ方でなくても、自分で枚数を決めるときに「障害」の1枚を足すことができます。
たとえば5枚なら、今の状況・相手の状況・問題点・未来・具体的なアドバイス、という組み方もあります。
5枚の組み方はタロットの5枚引きでも紹介しています。
「障害は何か」とだけ聞くと、読みにくい
障害を知りたいからといって、「障害は何か」だけを問いにすると、カードで見にくくなります。
何についての障害なのかが、ぼんやりしてしまうからです。
私がよくやるのは、まず最初の質問を具体的にすることです。
「この恋愛はどうか」という問いを立てて、その中の1枚として障害の位置を置きます。
そうすると、出たカードを「この恋愛の中で、何が邪魔をしているか」として読めます。
問いの立て方そのものは、タロットの質問の立て方に詳しく書いています。
良いカードが障害に出たら
ここがいちばん迷うところだと思います。
正直に言うと、良いカードが障害に出たときの読みは、私にとっても難しいです。
考え方としては、そのカードの良い面が、度を越したり、うわべだけになったりしていると読みます。
たとえば、私は次のように読みます。
- 太陽が障害に出たら:見せかけだけになっている部分がある。外から見るとうまくいっているのに、中身が伴っていない
- 星が障害に出たら:目標が高すぎる。相手や自分に、高いクオリティを求めすぎていることが問題になっている
恋愛で太陽が障害に出たなら、「周りからは仲良く見えるけれど、二人の間では話し合えていないことがあるかもしれない」と考えてみる、という使い方です。
星なら、「理想の相手像や理想の付き合い方に、今の関係を当てはめようとしすぎていないか」を振り返る材料になります。
悪魔や死神が障害に出たら
逆に、見た目が怖いカードが障害に出ると、それだけで不安になります。
でも、怖いカードほど、障害の位置では意味がはっきりしていることもあります。
悪魔が出たら、私は「欲」の話だと読みます。
「自分がこうしたい」という欲が強く出ていて、それが邪魔をしている、という意味です。
相手を思い通りにしたい、今の関係を手放したくない、といった気持ちがないかを見てみてください。
死神が出たら、「何かを終わらせることが大事」という読みになります。
ただ、「死神=関係が終わる」と受け取ってしまうと、必要以上に怖くなります。
障害の位置の死神は、たとえば次のように伝えるとよいと思います。
> 長く続いていて、本当は嫌だと感じているのに、終わらせられずにいることはありませんか。
その「やめられないこと」が、今いちばんの障害になっているのかもしれません。
ここでいう「終わらせるもの」は、関係そのものとは限りません。
我慢しているだけの習慣や、惰性で続けているやりとりのこともあります。
怖いカードの受け止め方は、タロットの悪い結果が出たときにも書いています。
障害の位置に出たときの22枚早見表
大アルカナ22枚が障害の位置に出たときの、一般的な読み方をまとめました。
太陽・星・悪魔・死神は上の私の読み方、それ以外はカードの基本の意味から整理したものです。
| カード | 障害としての読み |
|---|---|
| 愚者 | 無計画さ、先のことを考えずに動いてしまう |
| 魔術師 | 口のうまさ、形だけ整えて本気が伝わらない |
| 女教皇 | 考えすぎ、気持ちを言葉にしない |
| 女帝 | 甘やかしすぎ、心地よさに流される |
| 皇帝 | 支配したい気持ち、自分のやり方へのこだわり |
| 教皇 | 常識や周りの目、決まりごとに縛られる |
| 恋人 | 迷い、気持ちが一つに決まらない |
| 戦車 | 勢い任せ、相手のペースを見ていない |
| 力 | 我慢のしすぎ、無理に抑え込んでいる |
| 隠者 | 閉じこもる、ひとりで抱え込む |
| 運命の輪 | タイミングのずれ、自分では動かせない流れ |
| 正義 | 正しさにこだわる、白黒をつけたがる |
| 吊るされた男 | 動けない状態、報われない我慢 |
| 死神 | 終わらせるべきことを終わらせられない |
| 節制 | 遠慮しすぎ、ほどほどで踏み込めない |
| 悪魔 | 「こうしたい」という欲、執着 |
| 塔 | 急な出来事、思い込みが崩れるショック |
| 星 | 目標が高すぎる、求めすぎ |
| 月 | 不安や疑い、見えないことへの想像 |
| 太陽 | 見せかけだけ、中身が伴っていない |
| 審判 | 過去へのこだわり、昔のことを持ち出す |
| 世界 | 満足して止まっている、今の形から動かない |
小アルカナが出たときは、スートの性質(ワンド=情熱や行動、カップ=気持ち、ソード=考えや言葉、ペンタクル=お金や現実)を手がかりにすると読みやすくなります。
スートの違いはタロットのスートとはで整理しています。
表を見てもピンとこないとき
早見表の言葉が、自分の状況に当てはまらないこともあります。
初心者のうちは特に、どの意味を選べばいいのか迷うと思います。
そんなときは、カードの絵を見て、何か単語が思い浮かぶかを考えてみてください。
絵のイメージやニュアンスから出てきた言葉を、問いに当てはめていきます。
解説書の言葉よりも、そのとき自分が感じた単語のほうが、悩みにすっとつながることも多いです。
それでも読めないときの練習法は、タロットが読めないときに書いています。
占い師に「障害は◯◯のカード」と言われたら
電話占いや対面で、占い師から「障害には◯◯のカードが出ています」とだけ言われることがあります。
カード名だけ言われても、分からなくて当然です。
そのときは、「それはどういうことですか」と聞いてかまいません。
説明を求めるのは失礼ではありません。
自分の状況のどこが障害になっているのか、具体的に聞いてみてください。
占い師にどう聞けばいいか不安な方は、占い師に何を聞けばいい?も参考になります。
電話占いを試してみたい方は、電話占いの初回無料の使い方に、最初に確かめたいことをまとめています。
自分で読むのが難しいときは
カードの意味は分かっても、自分のことになると冷静に読めない。
そんなときは、タロットが得意なプロに読んでもらうのもひとつの方法です。
「ココナラ電話占い」は、東証グロース市場に上場している株式会社ココナラが運営しています。シンプルで選びやすく、口コミや料金を見比べてから選べます。
20年以上続く電話占いの「ヴェルニ」は、占い師が多く、値段や占い方から自分に合う人を選べます。新規登録の特典で、無料で鑑定を試せます(条件は公式サイトで確認してください)。
占いサービスを安心して選ぶポイントは、だまされない占いサービスの選び方でまとめています。
障害の1枚を読むときの順番
- 「この恋愛はどうか」など、最初の問いを具体的に立てる
- その中の1枚として、障害の位置を置く
- 良いカードなら「行き過ぎ・見かけだけ」、怖いカードなら「何がやめられないか」を考える
- 表を見てもピンとこなければ、絵から浮かぶ単語を1つ書く
障害のカードは、悪い知らせではなく「どこを直せばいいか」の目印です。
出た1枚を、今日の自分が変えられることに置き換えてみてください。