ルノルマンの「木」の意味|ゆっくり育つカードを恋愛・隣のカードで読む

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木のカードが出たのに、すぐには何も変わらない。

ルノルマンの木は、そういうカードです。

私が木から受け取るのは、生命力の強さと、安心・安全、そしてゆっくり成長することです。

速さはありません。

そのかわり、根を張ったものは簡単には倒れません。

出てくれるとうれしいカードのひとつで、急ぐ問いでなければ、安心して受け取っていいと思います。

ルノルマンカード 5番 木(1799年ドイツ「希望のゲーム」)
5番の木。ルノルマンのもとになった「希望のゲーム」(1799年・ドイツ)のカード(パブリックドメイン)

木のカードの基本

項目内容
番号5
カード名木(The Tree)
トランプハートの7
キーワード生命力、成長、安定、健康、根づく、時間がかかる
逆位置ルノルマンでは基本的に使わない

木は、一年で大きくなるものではありません。

何年もかけて根を張り、幹を太くしていきます。

そこから、一般には「長く続くもの」「ゆっくり育つもの」を表すカードと言われています。

体のことや健康を表すカードとして読まれることも多いです。

ただ、体のことは占いで決めず、気になる症状があれば病院で相談してください。

「ゆっくり」のカードは、ほかにもある

ルノルマンには、木のほかにも「すぐには動かない」と読まれるカードがあります。

木を読み違えないために、似たカードと並べてみました。

カード私の受け取り方動きは?
木(5)生命力、安心・安全、ゆっくり成長する少しずつ育っている
錨(35)安心・安全。逆に、重い・動かない・執着・頑固とどまっている
山(21)大変なこと、困難、障害、遅延何かに止められている
家(4)家庭、暮らしの土台落ち着いている

木と錨は、どちらも「安心・安全」のカードです。

違うのは、木は育っていて、錨はとどまっているところ。

錨は、良く出れば安定ですが、悪く出れば「動けない」「手放せない」になります。

山は、遅れの理由が外にあるカードです。

木の「ゆっくり」は、何かに邪魔されているのではなく、育つのに時間がかかっているだけ。

ここを分けておくと、木が出たときに必要以上に焦らずにすみます。

恋愛で木が出たら?

恋愛の相談で木が出たら、私は「ゆっくり育んでいる」と読みます。

急に燃え上がる恋ではありません。

時間をかけて、少しずつ深くなっていく関係です。

相手の気持ちの位置に出たときも、一般には「落ち着いた、長く続けたい気持ち」と読まれます。

恋の状況木の一般的な読み方
片思いすぐの進展は少ないが、関係の土台はできつつある
付き合っている安定している。長く続く関係
相手の気持ち穏やかで、長く大事にしたい気持ち
復縁急がずに時間をかければ、育ち直す余地がある
結婚家庭の土台をゆっくりつくっていく流れ

「いつ連絡が来る?」のような、すぐの答えがほしい問いでは、木ははっきりしません。

そういうときは、「この関係はこの先も続く?」のように、時間の長い問いに変えると読みやすくなります。

恋愛のルノルマン全体の読み方は、ルノルマンで恋愛を占うにまとめています。

仕事・お金・暮らしで木が出たら

恋愛以外でも、木の芯は同じで「ゆっくり、でも確かに育つ」です。

占ったこと木の一般的な読み方
仕事長く続けられる仕事、経験が少しずつ実になる
お金貯金や積み立てなど、時間をかけて増えるもの
健康体の調子、生活習慣。無理をしないこと
人間関係長いつきあい、家族や古い友人とのつながり
学び一気に身につかないが、続ければ根づく

短い期限のある問いでは、木は「まだ育つ途中」と読んでおくと外れにくくなります。

隣のカードで、木はどう変わる?

ルノルマンは、隣のカードとつなげて読みます。

木は、隣のカードに「長く続く」「ゆっくり育つ」を足すと考えると分かりやすくなります。

ただし、良いカードでも隣に十字架や棺があると、読み方が変わります。

隣のカード一般的な読み方
ハート(24)長く育っていく愛情
指輪(25)長く続く約束、安定した結婚
家(4)落ち着いた家庭、暮らしの土台
太陽(31)元気、生命力が満ちる、伸びていく
星(16)時間をかけて目標に近づく
犬(18)長いつきあいの友人。ソウルメイトと読まれることも
蛇(7)育つまでの道が曲がりくねる、遠回り
山(21)成長が止まる、遅れがさらに長くなる
十字架(36)長く背負う重さ、続いている悩み
棺(8)育ってきたものが止まる、区切り

棺は、止まる・終わるを表す、警告のようなカードです。

木の隣に出たら、「何かがいったん止まる」と受け取ってください。

ただ、木が表す生命力そのものがなくなるわけではありません。

区切りのあとに、また育ち直すこともあります。

出るとうれしいカード、構えるカード

ルノルマンの中で、私が出るとうれしいのは木、百合、子供、本です。

逆に、身構えるのは鎌、鞭、山、ネズミです。

出るとうれしい出ると身構える
木(5):ゆっくり育つ、安心鎌(10):突然の出来事、終わり
百合(30):高潔、成熟した幸せ鞭(11):攻撃的、衝動的
子供(13):純粋、これからの成長山(21):困難、遅延
本(26):知識、好奇心ネズミ(23):小さなトラブル、ストレス

うれしい側の4枚は、どれも「これから育つ」「時間をかけて深まる」ものを持っています。

木はその中でも、いちばん落ち着いたカードです。

身構える側のカードが木の近くに出て不安になったら、自分で読む自信がないときは、人に見てもらうのもありだと思います。

初めて電話で相談するなら、電話占いの初回無料で何を聞く?を先に読んでおくと、短い時間でも聞きたいことを聞けます。

自分で読むのが難しいときは

カードの意味は分かっても、自分のことになると冷静に読めない。

そんなときは、ルノルマンが得意なプロに読んでもらうのもひとつの方法です。

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木が出たら、問いの期限をのばしてみる

木が出たのに答えがぼんやりしているときは、問いの期限が短すぎるのかもしれません。

「今月どうなる?」を「半年後どうなっている?」に変えて、もう一度引いてみてください。

木は、長い時間の中でこそはっきり読めるカードです。

並べ方の基本はルノルマンの5枚引き、全体をまとめて見るならグラン・タブローを参考にどうぞ。

ルノルマンをこれから始める方は、ルノルマンカードとは?から読むと全体がつかめます。